【プラクルアンとは】

仏像や高僧などをかたどったタイのお守りです。プラクルアンは、タイの人々に神様そのものとして大切に扱われておりペンダントの様に肌身離さず身に付けたり、タクシー運転手などは交通安全を祈って車の中に吊り下げたりしています。

数に限りがある出土系プラクルアンや、有名な高僧によって作製/入魂された物は数百万円〜数千万円するものもあり、投機目的で所持するタイ人も多数います。(実際に価値指標となる専門雑誌も多数刊行されております)当店のプラクルアンはそうした骨董的価値のものではない事をご理解してください。

また、今もタイ各地にある寺院で新しいプラクルアンは作製されており、現在の僧侶達によって入魂の儀が行われ、寺院補修や仏像補修、周年記念などのたびに新しいモデルが販売されております。



+++当サイトではなるべく専門用語(タイ語)を少なくして書いておりますが、この3つは重要です+++

【借りる】プラクルアンをお寺などで購入する場合「買う」という言葉を使ってはいけません。神様を金銭で取り扱う事はあまりよくない事なので【チャオ(借りる)】という言葉を使います。

【仏歴】釈迦入滅を元年(国により解釈が違う0年or1年)とし、タイでは現西暦に【543年】をプラスするだけで仏歴となります。タイの公式文書は全て仏歴で記載され、プラクルアンの製作年も仏歴で表記されます。

【入魂】プラクルアンも作製された直後は小型に複製された模型です。その後僧侶により【ピティプックセイ(プルックセーク)】といわれる入魂の儀が行われはじめてプラクルアンとなります。


+++興味がある方のみ以下をご覧ください+++
【ルン】モデル、バージョン。【レーク】初/版(ルン・レーク)【ヨーンユック】復刻版。【ピム】型。
【スッターイ】最終/版(ルン・スッターイ)

【ヌア】材質、素材。【ローハッ】金属製。【ディン】粘土製。【テラコッタ】土製。【ポン】粉製。【ワーン】霊草。
【ナワ】合金。

【タラップ】ケース。【リアム】フレーム。【トーン】金製/枠(リアム・トーン)【ンガン】銀製。

【ルアン・ポー/プー】僧侶の尊称。【ゲージ・アジャーン】高僧。【ブッタクン】御利益。

【プラ・リアン】メダル型のプラクルアン。【プラ・クリン】振ると音が鳴るプラクルアン。

【タック】護符を丸めたもの(プラクルアンに埋め込まれてたりもします)

【ブア】蓮の花。【ヤン】護符の印。

【ベンジャ・パキ】古く希少価値の高い五大プラクルアンの事。
1)プラ・ソムデット(ワット・ラカン、ゲーチャイヨー、バーンクンプロン製の物)
2)プラ・ガームペン・スム・コー(ガムペーンペット県で発見された500年ほど前の物)
3)プラ・ロート(ランプーン県のワット・マハーワンで発見されたベンジャ・パキの中で最も古いプラクルアン)
4)プラ・ポン・スパン(スパンブリー県のワット・プラシーラッタナマハタートで発見、特徴は製作者の指紋がついている事)
5)プラ・ナーン・パヤー(三角形の形状が特徴的でワット・ナーンパヤーで発見された物)