王宮:ワット・プラ・ケーオに安置されている仏像です。エメラルド仏とも呼ばれてもいますが、実は翡翠製です。全てにおいて霊験あらたかとされ世界中の仏教国から今この時も多数の巡礼者が訪れております。
バンコクの正式名称の中に「アモーン ラッタナ コーシン(不滅のエメラルド仏)」とあり都市の名前にもなっておりますが、バンコクに来るまでには色々な国を旅してきました。元々はインド(マガダ国)にあったとされ、その後スリランカ→カンボジア(インダパタナガラ)→タイ(アユタヤ王朝)→ラオス(ラーンサーンなど)→そしてラーマ1世(現王朝初代)の手により奪還され今に至ります。
この国家守護仏と呼ぶべき仏像はタイ国王により年三回の衣替え儀式があり、タイ王室の重要な儀式の一つとなっております。
大きさは横:2.5cm縦:4cm。
枠は美しい細工合金製です。